​「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」にてBirdmanが手掛けた3つのプロジェクトが4部門で受賞

カンヌライオンズの受賞により「IBM second life」が世界三大広告賞の全てで受賞する快挙を達成

株式会社Birdmanが手掛けたプロジェクトが、「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」の4部門で受賞しました。世界最大規模のクリエイティブアワード「カンヌライオンズ」は、新型コロナの影響を受けて延期となった2020年度分の発表を含め、過去2年度分が2021年6月21日から25日にかけて発表されました。そのカンヌライオンズにおいて、Birdmanが手掛けたプロジェクト「IS JAPAN COOL? GAME CHRONICL」「MEET YOUR SECOND LIFE」「PA!GO」の3つが受賞。エンターテイメント部門とメディア部門でブロンズ、クリエイティブデータ部門とイノベーション部門でショートリスト入りを獲得する結果となりました。

Birdmanはこれまで手掛けたプロジェクトで、世界中の広告やデジタル、クリエイティブ領域のアワードを400以上獲得しています。今年は今回のカンヌライオンズの受賞で世界三大広告賞を全て受賞しました。 戦略設計・企画立案からアウトプットの実装までを手掛けられる強みを生かし、今後も世界中に驚きや感動、新たな体験価値を生み出すプロジェクトを手掛けてまいります。

受賞概要

受賞したプロジェクトと受賞の結果は以下の通りです。

受賞作品:IS JAPAN COOL? GAME CHRONICL

受賞部門:エンターテイメント/ブロンズ
プロジェクト概要
日本の文化を海外に発信するANAのWebメディア「IS JAPAN COOL? 」は、1980年代から2010年代まで、4つの時代を横スクロールで冒険しながら、各時代のゲームトピックを知ることができます。時代に合わせて8bit→16bit→2D→3Dと変わるアニメーションも含め、企画・開発をBIRDMANが手掛けました。
スタッフリスト
CREATIVE DIRECTOR:Roy Ryo Tsukiji
DIRECTOR:Kei Sato
ART DIRECTOR:Wookie Choi
DESIGNER + ILLSTRATOR:Gabriel Shiguemoto
DESIGNER:Akane Iida
TECHNICAL DIRECTOR:Shudai Matsumoto
FRONT END ENGINEER:Kyohei Yamano
FRONT END ENGINEER:Takumi Saito
FRONT END ENGINEER:Kana Fujisaki
FRONT END ENGINEER:Yosuke Fujimoto
BACK END ENGINEER:Masanori Nagamura
CG & MOTION DESIGNER:Aya Takamatsu
CG & MOTION DESIGNER:Kou Ei
CG & MOTION DESIGNER:Mizuki Sato
MOVIE EDITOR:Yoshihiro Miura

受賞作品:MEET YOUR SECOND LIFE

受賞部門:メディア/ブロンズ
受賞部門:クリエイティブ データ/ショートリスト ※2部問受賞
プロジェクト概要
日本IBMのWatsonを活用した、シニアのための「第二の人生」の適職診断「MEET YOUR SECOND LIFE」は、スキル、性格、趣味に関するAIからの質問に、マイクに向かって答えるだけで、自分では想像のつかない意外な適職がわかります。Watsonを活用し、高齢化問題を解決するサービスとして、プロトタイプ開発に参画しました。2021年に「Clio Award」「The One Show」「Webby Awards」と、多くのアワードを受賞しました。
スタッフリスト
CREATIVE DIRECTOR:Roy Ryo Tsukiji
DIRECTOR:Masaharu Miyasaka
ASSISTANT DIRECTOR:Yuta Toga
ART DIRECTOR:Yoshihiko Abe
DESIGNER:Shoya Ozawa
TECHNICAL DIRECTOR: Takeru Kobayashi
TECHNICAL DIRECTOR:Shudai Matsumoto
BACK END ENGINEER:Takahisa Maeda
FRONT END ENGINEER:Takumi Saito
FRONT END ENGINEER:Naoki Asou
MOTION DESIGNER/CAMER TECHNICIAN:Yoshihiro Miura
PROJECT MANEGER: Yoko Kosins
PROJECT MANEGER: Naoaki Kitahara
PROJECT MANEGER:Tamami Maekaw

受賞作品:PA!GO

受賞部門:イノベーション/ショートリスト
プロジェクト概要
Google、パナソニックとともに開発した「PA!GO」は、花や動物などを内蔵カメラで撮ると、それらが何かを音声で教えてくれる、スマホに代わる知育デバイスです。Googleの機械学習ライブラリや、画像認識、Googleナレッジグラフによる情報探索を活用しています。世界三大デザインアワード「iFデザインアワード2020」では金賞を受賞しました。
スタッフリスト
CREATIVE DIRECTOR:Takayuki Nagai
ART DIRECTOR:Junya Hoshikawa
DESIGNER:Yoshihiko Abe
TECHNICAL DIRECTOR: Kobayashi Takeru
TECHNICAL DIRECTOR:Yohei Kajiwara
TECHNICAL DIRECTOR:Yosuke Fujimoto
DEVICE DEVELOPER:Daichi Kawashima
FRONT-END ENGINEER:Kyohei Yamano
FRONT-END ENGINEER:Kana Fujisaki
APP DEVELOPER:Takahisa Maeda
ANIMATOR:Maho Yamada
MOVIE EDITOR:Aya Takamatsu
PHOTOGRAPHER:Kanta Takeuchi

​​Birdman CREATIVE DIRECTOR / 築地 ROY 良のコメント

2年ぶりの Cannes Lionsでなんとブロンズ2つ、ショートリスト2つを受賞しました。
1つはANAが世界に向けて日本のカルチャーを発信する企画の一つ「GAME CHRONICL」。日本のゲーム史がここに詰まっています。
最近のカンヌライオンズでは、インサイトや社会の課題解決というテーマでないとなかなか注目されない中、純粋に作りたいものを作りたい形で作ったものが評価されてとても良かったです。見ていただくと分かるのですが、この1コンテンツの中に任天堂、SEGA、Sonyなどの競合企業が1つに混在しています。これをやりきったENJINの野村さんには毎回脱帽します。一緒に色々やりましたが、結果が出て良かった!
そして、ゲームコンテンツのUIのオリジナルゲームに仕上げたデザインチーム、ディベロッパーチームも本当に素晴らしいものを作ってくれてありがとう!おめでとう!
https://www.ana-cooljapan.com/contents/game/game-chronicle/

2つ目のプロジェクトはIBMの「Second Life」。ブロンズとショートリストです。これは高齢者社会の日本で65歳の定年を迎えた後も働きたい人は沢山いる、というインサイトに注目したプロジェクトです。アイデアはGeometry Ogilvy Japanで、はじめに聞いたときにはどうしようかと思いました(実は)。フルスクラッチでAIのアルゴリズムを作らないといけなかったからです。でもいつものようにゴールを作り仮説を立てて、それでトライアンドエラーでやりきりました。

IBM Watsonを使いAIを制作したのですが、それが思った以上に面白い結果が導き出されるようになったのでなんとかなるもんだな、と改めて思いました。無理難題をクリアしていったエンジニアチーム(特に前ちん)、良い結果が出てよかったね!チームの皆さん、おめでとう!
https://www.ibm.com/thought-leadership/jp-ja/super-aging-society/meet-your-second-life/
3つ目のプロジェクトは「Pa!Go」。Google、Panasonicと共同開発をしました。これはGoogleの機械学習技術を活用することで誕生したスマート知育玩具です。テクノロジーを良い形で子ども達に使ってもらい、子どもたちの「探索する」、「遊ぶ」、「学習する」といった様々な意欲を育むために開発されました。プロダクトデザインはいつもご一緒しているColorさん。チームのみなさん、おめでとうございます!こちらは本当に売れると思うので、スポンサーさん募集中です!
https://panasonic.co.jp/design/flf/works/pago/

執行役員 / Innovation Desgin 本部長 / CREATIVE DIRECTOR
築地 ROY 良(ROY RYO TSUKIJI)

1973年生まれ。Sydney出身。グラフィックデザイナーからFlash にはまりインタラクティブ制作を始め、2004 年にBIRDMAN を設立。ソフトウェア/ハードウェアを問わずにあらゆるメディアや手法を駆使して、人を動かすプロジェクトを手がける。デジタルエクスペリエンスの制作を中心として、今まで誰も体験したことが無いようなモノ・コトの実現に、常にチャレンジ。最近ではメーカー企業やスタートアップとコラボレーションし、新たなプロダクトやサービス、体験を生み出すコンサルティングも行っている。国内外にて400を超えるアワードを受賞。

カンヌライオンズ(カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル)について

「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」は、世界にある数々の広告・コミュニケーション関連のアワードやフェスティバルの中でも、エントリー数・来場者数ともに最大規模を誇ります。 期間中に同時開催されるライオンズヘルスと合わせて、約100カ国から15,000人以上の来場者が集まり、広告を超えた様々な業界からの注目度も益々高まっています。

株式会社Birdman

既成概念を打ち破るクリエイティブとビジネスソリューション、それらを実現するテクノロジーを駆使し、クレイジーなアイデアを実装していきます。ブランディング、事業・プロダクト・アプリケーションの開発から、それらを成功させるためのファイナンス、広告まで。私たちはコンサルティング会社・広告会社・PR会社など縦割りで進めていたビジネスを一気通貫し、企業や社会の挑戦に伴走します。
https://birdman.tokyo

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