草彅 裕
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秋田県仙北市を流れる一級河川、玉川。その上流で玉川毒水と呼ばれるPH1.3の強酸性水が噴出する、まるで原始のような光景に衝撃を受け2009年より撮影を開始。手つかずの自然である源流から、毎分9,000ℓという日本一の湧出量で流れ込む毒水は、人々の生活圏内を流れる川の水にも大きな影響を及ぼしている。その酸性値を抑えるために建てられた中和処理施設やダム、湖(田沢湖)への導水など、人工的に管理される水系を辿り、流動する水の瞬間を高速シャッターで捉えた。酸性毒水と清水、自然と人工。異なる性質を内包し、止め処なく変化を続ける流転の水系。肉眼を超える写真によって映し出された水の造形と輝きを紡ぎ、その多彩な様相を可視化する
デザイナーのフォント見本帳「F」